【番外編】平凡会社員の日記帳 8幕【グロ注意】
- 2017/08/27
- 21:25
■【番外編】平凡会社員の日記帳 8幕

明日あたりにDDON記事は更新できたらいいなと思います。
久しぶりに閑話休題。
ここからは右腕のリアル話をさせて
頂くコーナーでございます。
読みたくない方はそっ閉じするも良しです。
その昔聞いたことを、記憶を辿って語ろう。
今夏は特に暑いので右腕先生が聞いた少し怖い話も入っている。
心して耳をかっぽじって、
いや刮目(かつもく)せよ!
今回は電車における話!
鉄ちゃんは好きかもしれない。
途中からグロ注意です!
耐性がないかたは読むのを停止なさってください。
↓
↓
↓
回想開始
某年某月。
私はG2サミットの代表として駅前の喫茶店に参加していた。
ここでいうサミットとは各国の代表(友人)と会う事であり、Group of 2(二人)つまり、サシで友人と会い、喫茶店で主要国首脳会議(他愛もない話)をする大事なトップ会談である。
議題は某旅客鉄道会社についてだ。
この会社はポテンシャル採用(総合職)と「プロフェッショナル採用」があり、総合職の方が実はエリートコースである。
サミットに参加しているのは、プロフェッショナル採用である彼だが、某大学を4年間、学科ではなく学部で全て1位という鬼才。
ポテンシャル採用でも突破したであろう彼は私の幼少期からの親友である。
そんな彼が語った事実。
当たり前だが運転業務とは車掌と運転士が決められた区間を運行する。
替えはいるが、想像より大変なジョブである。
「電車でG○!」なるゲームをプレイした人はわかると思うが、制限速度を守らないと時速5kmや10km位でも指令に通達が行くらしい。シビアである。
もし駅の停車位置を過ぎてしまえばバックする為に連絡し、社内放送でアナウンスしてバックする。
無論後続の電車にも影響する。
またパンタグラフに給電されないエアセクションと言われる区間もあるそうで、そこに止まると架線が切れるおそれがあり、パンタグラフを上下しないといけない場所もあるそうな。
最初は「俺の車に乗ってくかい?」とか軽口叩いてたような気もしますが、運転の道は中々に厳しいようです。
電車の発車時刻は支給された懐中時計で秒単位で確認するようですね。

職員には東日本←→自社線と書かれたSuicaが支給されますが、管轄内は無料で特急券は半額だそうです。
自分以外の(例え身内でも)使うと取り上げられてしまうみたいですね。
そうそう職員に絡む酔っぱらいさん、気をつけて下さい。
傷害罪等で捕まります。
もしかしたら、ホームに駅員が少なくなったのは人件費の問題もあろうが、電車遅延の際に駅員のせいでは無いことも多い中、多数の怒り狂った人に責められるという恐怖があるからかもしれない。
運転手が突然の体調不良になる場合があり、交代要員がいるわけだが、交代要員が間に合うまでは不屈の精神で耐えるらしい。男女問わずである。最悪漏らす可能性だってあるだろう。
その為、駅の先頭や後方には鍵がかかっている緊急時のトイレが設けられている場合がある。
交代要員が配備されているが、最悪隣駅までタクシーで向かう場合がある。
待機者は待機部屋で即動けるようにしているのである。
そこそこ実は交代は発生しているようである。
乗客の預り知らない所で体調不良時には、世界の終わりと戦うかの如き所業である。
そんな裏話を聞きつつ、話題は佳境に入る。(本当はもっと素人が1時間くらい語れるくらいのネタは聞いている)
まずは嘔吐物について。
無線で係員に清掃場所を指示する。
特別な薬品はオウドキエールである。
これをかけると高分子吸収体により、閉じ込めて清掃しやすくなる。
臭いや見た目も無くなるため、ネーミングもナイスである。
無線で報告するには指令に連絡する為に緊張するらしい。
中には失禁と言う所、緊張でど忘れしておしっこと言ってしまおうならば、無線を聞いている同僚にもバレてしまうからである。
次の日の朝礼で全ては危険予知の一環で伝達されるようだから大変だ。
ついに話は人身事故についてである。
実際に鉄道会社に非がない場合、遅延による損害費用は遺族に請求はされることがある。
駅で起こった事故は現場検証は警察を呼ぶが、駅間で起こった事故は車掌と運転手で現場検証をするらしい。
また駅での事故は駅員がまず向かう。
私としても親友には経験して欲しくないものだが、そういう規定のようだ。
現場検証では警察を呼ぶ必要がある為に、時間がかかるらしい。約15~20分ほど。
私が知る限り、特殊清掃が必要な場合には消防士が呼ばれる。
消防士も大変な仕事である事は想像に固くない。
時間がかかったり消防士がいるとはそういう事である。
記憶には薄まって来たが、某駅で飛び降りをためらい、電車にはね飛ばされ、店に飛び込み半壊したケースがある。
店内もホームも阿鼻叫喚であった事故はまさに地獄であったと思われる。
昔はホーム後方で侵入する際にスピードが出ているからか、そこに立つ人をたしなめる事があったようだ。
今はホームのどこでもあるらしい。
ホームでの歩きスマホは本当に止めた方がよい。
時速60km程の鋼鉄の塊にかすろうものならば、吹き飛ばし力1000で体が一発ブレイクで即ダウンするであろう。
目の前でそんな事を起こされた日には立ち直れないトラウマが植え付けられるのではないだろうか。
さらに職員は車両の安全点検を行ったりするわけである。
車輪なんかも清掃する場合があるらしい。
やはり夜な夜な何かが見える人もいるらしいのである。
いやマジしゃれにならない。
一番の自殺の名所とはホームかもしれないのである。
生々しい話は出来るだけ書かなかったが、ブルーシートを見たり、ホームの血痕くらいは私も見たことがあったりするので皆様も気をつけて欲しい。
外国では時刻表自体がない国だってある。
日本は時刻表通り電車が到着する事が特殊なのである。
また、医者など命に関わる職ならともかく、鉄道運転手も直面する可能性があるのだ。
いま一度、電車に乗る事が多い人はサービスを過剰に期待しすぎてないか考える機会になったら幸いである。
そして、G2サミットはネットの話、タブレットの話、ドラ○エの話、野球の話や子供の話など、議題は深まっていくのであった…。
続…かないと思う。

明日あたりにDDON記事は更新できたらいいなと思います。
久しぶりに閑話休題。
ここからは右腕のリアル話をさせて
頂くコーナーでございます。
読みたくない方はそっ閉じするも良しです。
その昔聞いたことを、記憶を辿って語ろう。
今夏は特に暑いので右腕先生が聞いた少し怖い話も入っている。
心して耳をかっぽじって、
いや刮目(かつもく)せよ!
今回は電車における話!
鉄ちゃんは好きかもしれない。
途中からグロ注意です!
耐性がないかたは読むのを停止なさってください。
↓
↓
↓
回想開始
某年某月。
私はG2サミットの代表として駅前の喫茶店に参加していた。
ここでいうサミットとは各国の代表(友人)と会う事であり、Group of 2(二人)つまり、サシで友人と会い、喫茶店で主要国首脳会議(他愛もない話)をする大事なトップ会談である。
議題は某旅客鉄道会社についてだ。
この会社はポテンシャル採用(総合職)と「プロフェッショナル採用」があり、総合職の方が実はエリートコースである。
サミットに参加しているのは、プロフェッショナル採用である彼だが、某大学を4年間、学科ではなく学部で全て1位という鬼才。
ポテンシャル採用でも突破したであろう彼は私の幼少期からの親友である。
そんな彼が語った事実。
当たり前だが運転業務とは車掌と運転士が決められた区間を運行する。
替えはいるが、想像より大変なジョブである。
「電車でG○!」なるゲームをプレイした人はわかると思うが、制限速度を守らないと時速5kmや10km位でも指令に通達が行くらしい。シビアである。
もし駅の停車位置を過ぎてしまえばバックする為に連絡し、社内放送でアナウンスしてバックする。
無論後続の電車にも影響する。
またパンタグラフに給電されないエアセクションと言われる区間もあるそうで、そこに止まると架線が切れるおそれがあり、パンタグラフを上下しないといけない場所もあるそうな。
最初は「俺の車に乗ってくかい?」とか軽口叩いてたような気もしますが、運転の道は中々に厳しいようです。
電車の発車時刻は支給された懐中時計で秒単位で確認するようですね。

職員には東日本←→自社線と書かれたSuicaが支給されますが、管轄内は無料で特急券は半額だそうです。
自分以外の(例え身内でも)使うと取り上げられてしまうみたいですね。
そうそう職員に絡む酔っぱらいさん、気をつけて下さい。
傷害罪等で捕まります。
もしかしたら、ホームに駅員が少なくなったのは人件費の問題もあろうが、電車遅延の際に駅員のせいでは無いことも多い中、多数の怒り狂った人に責められるという恐怖があるからかもしれない。
運転手が突然の体調不良になる場合があり、交代要員がいるわけだが、交代要員が間に合うまでは不屈の精神で耐えるらしい。男女問わずである。最悪漏らす可能性だってあるだろう。
その為、駅の先頭や後方には鍵がかかっている緊急時のトイレが設けられている場合がある。
交代要員が配備されているが、最悪隣駅までタクシーで向かう場合がある。
待機者は待機部屋で即動けるようにしているのである。
そこそこ実は交代は発生しているようである。
乗客の預り知らない所で体調不良時には、世界の終わりと戦うかの如き所業である。
そんな裏話を聞きつつ、話題は佳境に入る。(本当はもっと素人が1時間くらい語れるくらいのネタは聞いている)
まずは嘔吐物について。
無線で係員に清掃場所を指示する。
特別な薬品はオウドキエールである。
これをかけると高分子吸収体により、閉じ込めて清掃しやすくなる。
臭いや見た目も無くなるため、ネーミングもナイスである。
無線で報告するには指令に連絡する為に緊張するらしい。
中には失禁と言う所、緊張でど忘れしておしっこと言ってしまおうならば、無線を聞いている同僚にもバレてしまうからである。
次の日の朝礼で全ては危険予知の一環で伝達されるようだから大変だ。
ついに話は人身事故についてである。
実際に鉄道会社に非がない場合、遅延による損害費用は遺族に請求はされることがある。
駅で起こった事故は現場検証は警察を呼ぶが、駅間で起こった事故は車掌と運転手で現場検証をするらしい。
また駅での事故は駅員がまず向かう。
私としても親友には経験して欲しくないものだが、そういう規定のようだ。
現場検証では警察を呼ぶ必要がある為に、時間がかかるらしい。約15~20分ほど。
私が知る限り、特殊清掃が必要な場合には消防士が呼ばれる。
消防士も大変な仕事である事は想像に固くない。
時間がかかったり消防士がいるとはそういう事である。
記憶には薄まって来たが、某駅で飛び降りをためらい、電車にはね飛ばされ、店に飛び込み半壊したケースがある。
店内もホームも阿鼻叫喚であった事故はまさに地獄であったと思われる。
昔はホーム後方で侵入する際にスピードが出ているからか、そこに立つ人をたしなめる事があったようだ。
今はホームのどこでもあるらしい。
ホームでの歩きスマホは本当に止めた方がよい。
時速60km程の鋼鉄の塊にかすろうものならば、吹き飛ばし力1000で体が一発ブレイクで即ダウンするであろう。
目の前でそんな事を起こされた日には立ち直れないトラウマが植え付けられるのではないだろうか。
さらに職員は車両の安全点検を行ったりするわけである。
車輪なんかも清掃する場合があるらしい。
やはり夜な夜な何かが見える人もいるらしいのである。
いやマジしゃれにならない。
一番の自殺の名所とはホームかもしれないのである。
生々しい話は出来るだけ書かなかったが、ブルーシートを見たり、ホームの血痕くらいは私も見たことがあったりするので皆様も気をつけて欲しい。
外国では時刻表自体がない国だってある。
日本は時刻表通り電車が到着する事が特殊なのである。
また、医者など命に関わる職ならともかく、鉄道運転手も直面する可能性があるのだ。
いま一度、電車に乗る事が多い人はサービスを過剰に期待しすぎてないか考える機会になったら幸いである。
そして、G2サミットはネットの話、タブレットの話、ドラ○エの話、野球の話や子供の話など、議題は深まっていくのであった…。
続…かないと思う。
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