【番外編】平凡会社員の日記帳 9幕
- 2017/08/30
- 22:20
■【番外編】平凡会社員の日記帳 9幕

閑話休題。
ここからは右腕のリアル話をさせて
頂くコーナーでございます。
読みたくない方はそっ閉じするも良しです。
その昔聞いたことを、記憶を辿って語ろう。
右腕先生に起こったリアル話である。
心して耳をかっぽじって、
いや刮目(かつもく)せよ!
今回はまた電車内ですがスマホの話!
話を盛ってなくて本当の話です。
回想開始
私は通勤時に音楽を聴きながら出勤する。
その時に流れていたのは松浦亜弥の"ドッキドキ!LOVEメール"である。
車両に乗り込み、ふと目の前の違和感に気づいた。
まるで指揮者のように一心不乱にスマホを操っている女性がいた。
首降りながらパッドを打つ姿勢がひときわ目立っていたので視界に飛び込んできたのだ。

こうなるのではないかと心配がこみ上げてきた。

その動きは…言葉にできない。
女性は私の前に立っていたので、何をやっているのかと興味が湧いてしまい、悪いと思いつつチラッと見た。
ハートマークが見えた。
どうやら恋人にメールしているようだ。
松浦亜弥を聴いているからだろうか、私がオッサンだろうか、
「恋は遠き日の花火ではない」と言うフレーズがふと浮かんでくる。
次の曲は"トロピカ~ル恋してる"であった。
甘酸っぱいのか、目の前の百烈拳を見ているからか、…言葉にできない。
恋って大変だなと感じた。
チラッと女性の横顔が見えた。
その女性の表情が能面のように無表情であった。
一心不乱にハートマークのあるメールを無表情で打っているのだ。
恋人と連絡を取っているのだから、モナリザのような慈しみは無くとも、
もっと嬉しさで微笑みを浮かべるのではないだろうか。
私の恋愛感は間違っているのだろうか。
動揺を隠せない。
その様子… \言葉にできない/
その時私の音楽プレイヤーを松浦亜弥では太刀打ちできない…強敵すぎるとランダム再生に変えた。
今思えばこれが私の最大の過ちであった。
松浦亜弥から突如小田和正に変わった。
終わるはずのない愛が…
心が叫んでる(私の恋愛感は間違っているのかぁぁ)
\言葉にできない/
らーらーら♪ららーら♪
\言葉にできない/
怒涛のように繰り返す波のように笑いが込み上げる。
もうどうでもいいや状態である。
目の前の事象を理解するには、大宇宙の中の砂粒のように私は矮小すぎた。
らーらーら♪ららーら♪
\言葉にできない/
`;:゛;`;・(゜ε゜ )ブフォッwwと吹き出すのをこらえている。
もうハンドタオルで口を押さえている。
私も誰かに見られているわけで、何でこいつ吹き出してるんだ?と周りは思っているだろう。
それを見た人は言葉にできないだろう。
言葉にできないは、地球の裏側まできっと連鎖していくのであろう。
そして曲は終わり、次の歌詞が聞こえてきた。
何から伝えればいいのか
わからないまま時は流れて…
\ラブストーリーは突然に/
ツッコミをいれたい言葉も
浮かんでは消えていくありふれた言葉だけ。
能面ラブメール百烈拳の女性はほどなく降りていった。
世界はミサイルが飛んでもまだまだ平和であるかもしれない。

閑話休題。
ここからは右腕のリアル話をさせて
頂くコーナーでございます。
読みたくない方はそっ閉じするも良しです。
その昔聞いたことを、記憶を辿って語ろう。
右腕先生に起こったリアル話である。
心して耳をかっぽじって、
いや刮目(かつもく)せよ!
今回はまた電車内ですがスマホの話!
話を盛ってなくて本当の話です。
回想開始
私は通勤時に音楽を聴きながら出勤する。
その時に流れていたのは松浦亜弥の"ドッキドキ!LOVEメール"である。
車両に乗り込み、ふと目の前の違和感に気づいた。
まるで指揮者のように一心不乱にスマホを操っている女性がいた。
首降りながらパッドを打つ姿勢がひときわ目立っていたので視界に飛び込んできたのだ。

こうなるのではないかと心配がこみ上げてきた。

その動きは…言葉にできない。
女性は私の前に立っていたので、何をやっているのかと興味が湧いてしまい、悪いと思いつつチラッと見た。
ハートマークが見えた。
どうやら恋人にメールしているようだ。
松浦亜弥を聴いているからだろうか、私がオッサンだろうか、
「恋は遠き日の花火ではない」と言うフレーズがふと浮かんでくる。
次の曲は"トロピカ~ル恋してる"であった。
甘酸っぱいのか、目の前の百烈拳を見ているからか、…言葉にできない。
恋って大変だなと感じた。
チラッと女性の横顔が見えた。
その女性の表情が能面のように無表情であった。
一心不乱にハートマークのあるメールを無表情で打っているのだ。
恋人と連絡を取っているのだから、モナリザのような慈しみは無くとも、
もっと嬉しさで微笑みを浮かべるのではないだろうか。
私の恋愛感は間違っているのだろうか。
動揺を隠せない。
その様子… \言葉にできない/
その時私の音楽プレイヤーを松浦亜弥では太刀打ちできない…強敵すぎるとランダム再生に変えた。
今思えばこれが私の最大の過ちであった。
松浦亜弥から突如小田和正に変わった。
終わるはずのない愛が…
心が叫んでる(私の恋愛感は間違っているのかぁぁ)
\言葉にできない/
らーらーら♪ららーら♪
\言葉にできない/
怒涛のように繰り返す波のように笑いが込み上げる。
もうどうでもいいや状態である。
目の前の事象を理解するには、大宇宙の中の砂粒のように私は矮小すぎた。
らーらーら♪ららーら♪
\言葉にできない/
`;:゛;`;・(゜ε゜ )ブフォッwwと吹き出すのをこらえている。
もうハンドタオルで口を押さえている。
私も誰かに見られているわけで、何でこいつ吹き出してるんだ?と周りは思っているだろう。
それを見た人は言葉にできないだろう。
言葉にできないは、地球の裏側まできっと連鎖していくのであろう。
そして曲は終わり、次の歌詞が聞こえてきた。
何から伝えればいいのか
わからないまま時は流れて…
\ラブストーリーは突然に/
ツッコミをいれたい言葉も
浮かんでは消えていくありふれた言葉だけ。
能面ラブメール百烈拳の女性はほどなく降りていった。
世界はミサイルが飛んでもまだまだ平和であるかもしれない。
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